屋根

雨・風・日射などを防ぐために建物の最上部にあるおおいのこと。

紫外線や熱・雨風を直接受けるため、もっとも傷みやすい個所の一つです。
メンテナンスを怠ることで、雨漏りの原因にもなり、そこから構造体へ影響もでる可能性があります。家を長持ちさせるためには、屋根のメンテナンスは必要不可欠ですよ。

ちなみに…
塗替え…屋根の素材や塗料にもよりますが、7~10年が目処です。
葺き替え…15年~20年が大まかなサイクルです。


破風(はふ)

屋根の妻側に山形に付けられた板のこと。
建築物への雨の吹き込みを防ぐ重要な役割を担っています。

傷んでいてもなかなか気付きにくい箇所ですが、建物を守る大切な部分ですので屋根のメンテナンス同様、定期的に専門家に点検を依頼される事をお勧めします☆


軒天(のきてん)

屋根が外壁よりも外側に出ている部分を下から見て「天井」に当たる部分のこと。

気付かないうちに意外に劣化している事の多い軒天。
日常生活を送る上では痛みが気付きにくい箇所です。こちらも屋根のメンテナンス同様、定期的に専門家に点検を依頼される事をお勧めします☆


雨樋(あまどい)

屋根を流れる雨水を軒先に集め、地下や下水まで導いて排水する部材のこと。

雨樋は、雨水を排水してくれるため、外壁の傷みを予防することにも一役買っている重要なところでもあります。しかし台風などで被害の受けやすい場所でもあります。
被害を受けて少しでも不具合があるところは、早急にメンテナンスをお勧めします。
また、雨樋の定期的な点検はお家を守る一役になりますよ。


外壁(がいへき)

建物の外に面している壁のこと。

外壁も屋根と同じく、雨風・太陽光線・気温の変化で傷みやすい個所です。
環境や塗料の種類にもよりますが、10年前後で塗り替えるのが一般的です。
サイディング(外壁材の一種)自体の交換は25年~30年が目安になります。

外壁塗装の種類も様々。コストが抑えられる塗料、少し高額にはなりますが耐久性がとても優れている塗料などあります。お住まいの環境や状況によって提案させて頂きます。


笠木(かさぎ)

建物の雨水などから躯体を守っている建築材料のこと。
日本の気候にあわせたデザインや機能を持ち合わせた笠木が増え、雨水が外壁に流れ難い構造となっています。

笠木が機能しないと雨漏りや建物に汚れができてしまうことも・・・。
専門家の定期点検をお勧めします。また、種類や材質も豊富ですのでお気軽にご相談下さいね。


シャッター(雨戸)

家の外回りに取り付けられる、主に風雨を防ぐことを目的とした戸のこと。

シャッター(雨戸)を防犯や防火のために取り付けたいとの要望を頂いております。
最近では、これらの用途を兼ねたシャッターが雨戸として用いられることが多いです。防犯対策のリフォームの中で短期間にてできる工事のため増えております。


コーキング

気密性や防水性のために施工される隙間を目地材などで充填すること。
その材料であるパテなどを充填材・コーキング材・コーキング剤または単にコーキングと呼びます。

3~5年ごとに外壁の点検を実施し、窓枠回りや外壁材のつなぎ目など、雨水が浸入しやすい部位について防水処理の目地(コーキング部分)が痛んでいないかを確認します。
また外壁に亀裂やひび割れが生じているかも確認し、いずれも適切な補修作業を施す必要があります。
専門家による定期点検をお勧めします。